オランダのフランシスカス・デ・ブールは近代サッカーの模範的DF

フランシスカス・デ・ブール

1990年代に入ると世界のサッカー界では4-4-2などツートップのシステムが主流となりSBの攻撃参加が勝負を握るカギとなりました。 そして、近年では日本代表をはじめとした多くのチームが4-2-3-1や4-3-3などワントップのシステムが主流となってきたことで、CBにビルドアップ精度が求められるようになっていたのです。

どのチームもサイド攻撃を強化するため前線の両サイドには攻撃的な選手を配置するようになりました。それに伴い、攻撃に比重を置いていたSBも相手と常に対峙しなければなくなり、その分CBの守備的な負担が軽減されることになったのです。

そのためボールをカットしてからすぐに攻撃の起点になるような正確なキックや展開能力が求められるようになりました。そして、そういったビルドアップ能力に定評があったサッカー選手が元オランダ代表のフランシスカス・デ・ブールです。

FKも得意だったフランシスカス・デ・ブールは正確なキックで最終ラインから攻撃を組立てました。アヤックスの黄金期を支えたDFで、オランダ代表として初めて100試合出場を達成しました。近代サッカーのDFとして模範になるような選手です。